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2011年10月18日

松山上映レポート

松山上映レポート

『わたしたちの夏』は東京・ポレポレ東中野での6週間にわたる上映を終えて、その1週間後の10月15日(土)から、愛媛県・松山シネマルナティックでの上映が始まりました。地方での一番乗りを決めてくださったシネマルナティック。2009年3月には『岡山の娘』もお世話になったところです。松山で唯一のミニシアターであるシネマルナティックは、他の地方都市のミニシアターと同様に、閉館間際まで追い込まれる苦しい時期を経て、橋本支配人と「守る会」のメンバーの地道な努力によって再建・維持を果たした全国でも貴重なミニシアターのひとつです。

上映2日目の16日(日)、福間監督とプロデューサーは2年半ぶりの松山にやってきました。監督の大好きな松山の街は、道路が広くて碁盤の目のような区画になっているので、方向音痴の監督でもスイスイとルナティックのある銀天街あたりに行けます。ちょうどお昼時。迷うことなく「ことり」です。松山と言えば、鍋やきうどん。その老舗の「ことり」はルナティックのすぐ近くにあり、前回連れていってもらって、すっかりファンになりました。豪華でボリュームたっぷりの関東の鍋やきうどんとは趣きがちがって、軽くお昼におやつに、みたいな庶民の味方。安くておいしくて、見た目もかわいいのです。460円也。前回食べそこねた、大きないなり寿司もいただきました。

松山ことりうどん.jpg
きゃー、いきなりうどんの写真だ! おいしそうでしょ!

さて、腹ごしらえをして、いざ、ルナティックへ。
外の看板の『わたしたちの夏』のポスターが、元気に待ち受けてくれています。階段を上ると、橋本支配人と「守る会」の梶野さんと真鍋さんが笑顔で迎えてくれました。うれしいなつかしい再会です! 13時30分の上映開始にあわせて、お客様が次々にいらしてくれています。松山の詩人の方たち、ルナティック常連の方たち、そして、なんと映画に出演してくれている西山雄二さんのお母様もいらしてくださいました! 西山さんは松山の出身なのです。

松山劇場前.jpg

上映後のトークは、梶野さんの進行で始められました。
まずこの映画を撮った経緯について、監督は話します。東京上映のトークで、これまで何度も話されてきたことですが、今日はすこし別な角度からも。
「自分は映画批評もしているなかで、ストーリーのしっかりある、物語をなぞるだけのような映画はおもしろくないと思っていて、ファンタジー的に飛ぶことを考えて、夏になると思うこと・思い出すことをどう組み立てるかを考えました」と。
梶野さんから「今回はとりわけ音にこだわりがあるように思えたのですが」の質問が出されます。
「現場での録音がうまくいかなかったので、プロの人に頼まざるをえなかったのだけれども、お願いした小川武さんと、日本映画はセリフばかりを録ろうとするけど、世界の音をどうとらえるのかというところですごく意気投合した」と監督。そして「サイレント映画は音がないことで夢みたいなところがあり、トーキーは音が入って現実を作るというところがある。夢と現実が合わさる、それを確かめるように音のことを考え直せた。ケガの功名です。失敗したことが生きましたね」と言いました。

松山舞台二人.jpg

それから話は、サキ役の小原早織さんを起用したいきさつや、編集しながらたくさんのことを学んだことにおよびました。
時間が押してきて、客席から質問が出ました。若い女性です。
「途中から、千景にとってサキがどこか天使のような存在になっていったように思えますけど、それはいつから、どうしてそう感じるようになったのでしょうか」
監督は「千景は、自分の中でうまくいかなかったこと、つまり、写真のこと、男たちのこと、さらにはサキのお母さんになれなかったことなどが気になりながら生きている。サキと再会できたことで、どこかでサキに許してもらいたい気持ちがあった。森の、夢のなかのシーンで千景は、サキの母の『サキがきついこと言って、ごめんなさい』という声を聞けた。そこからだと思う」と答えました。さらに「自分は、悪い人を映画の中に出せない。どんな人もどこかに天使的側面を持っている。この映画のなかでは、千景とサキはある意味で普通の人で、他の人はみんな天使的存在だとも言えると思う」とくくりました。
客席からは大きな拍手がわいて、松山でのトークは終了しました。
ルナティックの広いロビーでは、感想を言ってくださる方や、パンフレットにサインを求めてくださる方、さらには松山のおみやげをくださる方にかこまれて、最高に幸せな福間監督でした。
松山の皆さん、近辺から車でいらしてくださった皆さん、ルナティックの橋本さん、梶野さん、真鍋さん、「守る会」の皆さん、そして「守る会」東京支部の山アはなさん、ほんとうにありがとうございました。

松山入口キワミ+監督.jpg

この夜、ルナティックのすべての上映が終わってから、某もつ鍋屋さんで、橋本さんと梶野さんと4人で乾杯! 夜は更けて、別れ際に撮ったはずの「ええ男三人衆」の写真がピンぼけなのは、プロデューサーの酔いのせい、それともうれし涙のせい? 残念ながら公開できません!

松山シネマルナティックでの上映は、もう3日間、21日金曜日までつづきます。
19日(水)・20日(木)は13:30から、21日(金)は19:00からです。
どうぞお見逃しなきよう!

宣伝スタッフ TENJIN CALLING




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2011年10月17日

福間健二の作品11

Togetterより

【心のうずくとき・完全版】福間健二tweet詩 fukuma10p


現在、映画『わたしたちの夏』は松山シネマルナティックさんにて上映中です。
posted by tough mama at 13:24| Comment(0) | 福間健二の作品・エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月16日

松山上映、本日監督トークあり!

松山シネマルナティックさんでの上映が始まりました!

http://movie.geocities.jp/cine_luna/

本日10月16日(日)の13:30の回上映後には、
福間健二監督のトークがあります!

松山の皆さん、是非ご来場下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

シネマルナティック
松山市湊町3-1-9 マツゲキビル2F
tel 089-933-9240
fax 089-933-9230

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