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2011年09月04日

東中野上映レポート 6

あらしの夜の、触発オールナイト!

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11時半からのスタートでした。
まず、福間監督が『岡山の娘』のヒロインみづきを演じた西脇裕美さんと登場。
「どんな作品も、いきなりは生まれない」と福間監督。
ルック(映像の感じ)をゴダールの『決別』から考えたという話。
そこから『岡山の娘』を作りあげていったプロセスが語られましたが、監督の質問に対する西脇裕美さんのはきはきした応答が、なごやかな空気を会場に生みだしました。
さらにさらに魅力アップした西脇裕美さん、上京して三年目。本格的な女優活動がこれから始まります。

『アワーミュージック』前のトーク。
ゴダールを尊敬しつつも恐れない福間監督の話は、ユーモアたっぷり。
『岡山の娘』から『わたしたちの夏』へ。そこで『アワーミュージック』からいくつものヒントを受け取っているのはまちがいないとして、「とにかくゴダールが天国をどう描いているか見てください」。

『愛の予感』について、福間監督が強調したのは、小林政広監督の、サイレント映画時代までさかのぼる映画史への向かい方と、自分の持てる力をすべて投入しようとしている姿勢。
「映画で大切なのは、結局、思い切りですね。勝負するところでためらわずに一気にやる」
それも小林監督から学んだということです。

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『結び目』の前のトークには、客席におられた『結び目』の脚本家港岳彦さんも加わりました。
福間監督との絶妙な掛け合いで、小沼雄一監督が撮影前に『アワーミュージック』をくりかえし見ていたこと、港さんが『愛の予感』を意識しながら脚本を書いたことなど、興味深いエピソードが次々に。
「女性がちゃんと生きている映画。それが『わたしたちの夏』につながった」と福間監督。

たしかに、四つの作品が、ふしぎにつながりながら、『わたしたちの夏』を呼びおこしている。そのことが明快に伝わってくる、充実したオールナイトでした。
福間監督の解説トークは、例によって「福間節」ですが、いつも5分ではおさまらず、ハラハラさせられました。

「こんなに爽やかなオールナイトって、滅多にない」という声が、お帰りになる方たちのなかから聞こえました。よかった!
もう朝の7時。みなさん、ほんとにお疲れさま!
そして、ありがとうございました。

宣伝スタッフ クーちゃん
写真撮影 松島史秋



posted by tough mama at 17:09| Comment(0) | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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