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2011年06月02日

イントロダクション

21世紀。ひとは、
どんな森をさまようのか。


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『岡山の娘』から3年。
「いま」を生きる冒険的な映像構成に体温とやさしさを引きよせる福間健二の新作です。
〈映画は、夢と現実をひとつにする。そして、ひとは、どんなに遠い夢に迷い込んでも、生きて、現実に帰ってくることができる〉。
二人の女性。アラフォー世代と20歳前後。戦争と死者を思い出す日本の夏。
〈つらいこと、苦しいことのなかにこそ、自分を救ってくれるものがある〉。
生きていること、その大切さ。夏の光と影、女性たち、植物の生命力。
この世界の隠された「蜜」を感じとる映像と言葉が、あなたを誘い、あなたに問いかけます。

ヒロイン千景には、瀬々敬久監督『汚れた女〈マリア〉』(98)以来の主演作となる吉野晶。
千景の元恋人庄平を歌手の鈴木常吉、その娘サキを新人の小原早織が演じます。
この三人をメインに、個性豊かな人物たちがそれぞれの言葉と存在感をもって登場します。
撮影は『ヴァイブレータ』『あしたの私のつくり方』などの鈴木一博、編集は『チョコラ!』などの秦岳志、音響設計には『マイ・バック・ページ』などの小川武が参加しています。

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2011年06月01日

キャストプロフィール

吉野晶(よしの・あきら)=佐藤千景
1969年、埼玉県生まれ。国立音楽大学卒業後、ワークショップなどで演技を学ぶ。98年、瀬々敬久『汚れた女〈マリア〉』でデビュー。実話をベースにした瀬々ワールドで、バラバラ死体事件の犯人である人妻役を好演した。主な出演作に、NHKドラマ『幻のペンフレンド2001』『Deep Love アユの物語』、鈴木卓爾『パルコフィクション』(02)、廣木隆一『きみの友だち』(08)などがある。
今回は、短い準備期間のなかで福間監督と打ち合わせを重ねて、役作りを工夫。アラフォー世代のヒロインのカッコよさと不安を見事に演じきった。2011年1月に撮影された福間監督の次回作『あるいは佐々木ユキ』にも出演している。
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小原早織(こはら・さおり)=立花サキ
1989年、福岡県生まれ。小学校卒業まで福岡を転々とし、その後大阪に6年間、そして首都大学東京入学を期に東京へ。小学生のころから〈役者になること〉を夢見る。06年、NHKの朝の連続ドラマに出演。大学では「表象」を専攻。演劇の勉強と、サークル「final flash」でのダンス中心の生活を送る。現在、フランスに留学中。猫とウミウシを愛し、趣味はダンスと昼寝とスキューバダイビング。
2010年、福間監督の授業「映像論」を受講。その前に話をする機会があり、監督はそのときから自分の作品に出てもらいたいと思っていた。今回が初めての長編映画出演。次回作『あるいは佐々木ユキ』では主役を演じている。
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鈴木常吉(すずき・つねきち)=立花庄平
80年代にバンド「セメントミキサーズ」にヴォーカル/ギターで参加。89年、伝説のバンドオーディション番組TBS「イカ天」に出場して3週勝ち抜き、注目を集める。「セメントミキサーズ」は90年にアルバム『笑う身体』でメジャーデビュー。その音楽性が高い評価を得たが、アルバム1枚を残して解散。91年、バンド「つれれこ社中」にヴォーカル/アコーディオンで参加。そのアルバム『雲』は、ビートたけし、高田渡、早川義夫、忌野清志郎らに絶賛された。2000年、「つれれこ社中」活動中止。06年、初ソロ作『ぜいご』をリリースする。そのなかの「思ひ出」が、09年、TBS放映のテレビドラマ『深夜食堂』でオープニング曲として使われ、大きな話題を呼んだ。
2010年、セカンド・ソロアルバム『望郷』をリリース。そこから、「アヒル」と「ウィスキー・ブルース」が、『わたしたちの夏』の挿入歌とエンディングテーマとして使われている。
映画出演作に、山ア幹夫『PU プ』(94)、坪川拓史『美式天然』(05)、鎌田千賀子『女子女子over8 月照の歌』(08)などがある。
福間監督は、常さんの文学青年+パンクぶりに感動して、ライヴを追いかけ、『岡山の娘』を見てもらい、次に撮るときは出演するという約束をとりつけていた。
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スタッフプロフィール

鈴木一博(すずき・かずひろ)=撮影
1961年、山梨県生まれ。学生時代に神代辰巳監督などの映画に惹かれる。自主映画作品でカメラマンとして活躍。その後、国映、獅子プロなどの作品で経験をつみ、古厩智之『この窓は君のもの』(95)で商業映画デビュー。とくに、瀬々敬久『汚れた女〈マリア〉』(98、吉野晶主演)、塩田明彦『どこまでもいこう』(99)、安藤尋『blue』(03)、いまおかしんじ『たまもの』(04)といった作品で注目を集める。廣木隆一『ヴァイブレータ』(03)などで毎日映画コンクールの撮影賞受賞。手がけた作品は、ほかに、ケラリーノ・サンドロヴィッチ『1980』(03)、大谷健太郎『NANA』(05)、廣木隆一『やわらかい生活』『M』(06)、安藤尋『僕は妹に恋をする』(07)、市川準『あしたの私のつくり方』(07)、田中誠『うた魂』(08)、いまおかしんじ『イサク』(09)、鎮西尚一『スリップ』(09)、佐藤寿保『名前のない女たち』(10)など。深作健太『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』が9月に公開される。
今回の仕事は、35ミリ一眼レフ・デジタルカメラのムービー機能による映像を活かした「映画のいま」を追求した。また、ヒロイン千景の作品となるスティールも撮った。


秦岳志(はた・たけし)=編集
1973年、東京都生まれ。94年より株式会社BOX OFFICEにてテレビ番組、映画予告編、イベント映像制作を担当。95年、福間健二『急にたどりついてしまう』にスティールほかで参加。99年にはフリーランスとなり、ドキュメンタリー映画の編集をはじめ、映画予告篇、舞台映像、各種ビデオパッケージ、TV番組などの演出をおこなう。また、93年より劇団解体社にも参加。技術監督・映像担当となり、さらに同劇団の数々の国際ツアーをプロデュース。
編集を手がけた主な作品に、佐藤真『花子』(01)、ジャン・ユンカーマン『チョムスキー9.11 Power and Terror』(02)、佐藤真『阿賀の記憶』(04)、小林茂『わたしの季節』(04)、佐藤真『OUT OF PLACE』(05)、小林茂『チョコラ!』(08、アソシエイト・プロデューサーも)、土井敏邦『沈黙を破る』(08)『届かぬ声』三部作(09)、Andre VItchek『Tumaini』(10)などがある。
劇映画の編集は、今回が初めて。ドキュメンタリーの要素を大胆に入れた、いままでになかった映画作品のかたちをもとめる福間監督とともに、粘りづよく作業をつづけた。


小川武(おがわ・たけし)=音響設計
1963年、兵庫県生まれ。84年に2時間ドラマの録音助手としてデビュー。東陽一『化身』(86)で出会った録音技師久保田幸雄に師事。東陽一『橋のない川』(92)、熊井啓『千利休 本覚坊遺文』(89)『深い河』(95)『日本の黒い夏 冤罪』(01)、黒木和雄『スリ』(00)『父と暮らせば』(04)などの作品に参加。録音技師デビューは、斎藤久志『フレンチドレッシング』(98)。その後、熊井啓『海は見ていた』(02)、山下敦弘『松ヶ根乱射事件』『天然コケッコー』(07)、橋口亮輔『ぐるりのこと。』(08)、ミシェル・ゴンドリー『TOKYO!〈インテリア・デザイン〉』(08)、谷口正晃『時をかける少女』(10)などの作品を担当。最新作は、山下敦弘『マイ・バック・ページ』。
今回は、仕上げの段階からの参加であるが、追加録音を重ねて、この世界の全体を立体的にとらえる音を追求した。
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